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Gadget Blossom 略してガジェブロ
デスク環境を極める

デスク環境を極める


ガジェットが好きすぎて2018年の頃からとにかくいろんなものを買いまくって散財してきました。
今回は軽く過去のデスク環境を紹介しながら、どんな環境が自分にあっていたのかを共有できればと思います。

システムエンジニアで休日もPCとにらめっこをしているような方でしたら、多少は参考になるかもしれません。

これまでのデスク環境

ここからは2018年から2024年までのデスク環境を簡単にご紹介します。

2018年

2018年のデスク環境

至ってシンプル。
ゲーミングモニターにDALIのスピーカー、キーボードはRazer、マウスはLogicoolの構成。
当時はゴリゴリのPCゲーマー、レインボーシックスシージというゲームを1000時間もやっていました。
プロゲーマーと戦ったり、気づいたら配信に出ていたこともありましたね。

2018年のデスク環境

そして、自作PCが楽しくて夢中になっていた頃。
ライザーケーブルを使用してグラボを垂直にして遊んでましたが、 ノイズが多すぎてぶっ壊すこともありました。
死んだグラボはGTX1080、心のなかで泣きました。
今見るとファンが無駄に多くてかなり痛いですね。

2018年のデスク環境

その後、電源を1500Wまで耐えきれるようにしたり(無意味)、グラボを強化したり…
かなりWindowsやハードに対する知識を身につけることができました。

今はシンプルかつ白が好きですが、当時は黒と赤の組み合わせが大好きでした。

2019年

2019年のデスク環境

ゲームばっかりじゃダメだと思い、iMacを買って本格的にプログラミングを始めます。
当時はモニター3台。
これらのポテンシャルをフルに発揮したことは一度もなかった気が…。

2020年

2020年のデスク環境

「やっぱりゲームもしたい」と思うようになり、Windows環境も追加。

2020年のデスク環境

そしてMacBook Pro 16 (2019)を導入。
ツールバーがタッチパネルになり操作性が改悪。
爆熱CPUで安定せず、バッテリーも全く持他なかったため、秒で売った記憶。
過去買ってきた高額ガジェットの中で一番後悔したのは間違いなくこれ。

2021年

2021年のデスク環境

あれ、Macは?

はい、売りました。
結局プログラミングをしなくなり、ゲーム三昧に。
光り物に夢中になっていた頃。

当時は大学3年生。
バイトで稼いだお金の大半はこの環境を作るの投資しました。

2021年のデスク環境

PC何回変わるのやら。
このPCのファンやLEDテープはアドレッサブル。
これまでのライティングとは異なり、LED単発で細かく制御が可能した。

2022年

2022年のデスク環境

大学を無事卒業して遂に社会人。
生まれて初めて一人暮らしを始めます。

昇降デスクを購入してモニターはDELLの4K 32インチを1枚。

2023年

2023年のデスク環境

MacBook Pro 14 M2モデルを導入。

モニターアームにはこれまでコストを掛けてきませんでしたが、ここに来てようやくちょっとお高いものに手を出しました。
購入したのはエルゴトロン LX。

スピーカーはスタジオでも使われていることがあるらしいIK Multimedia iLoud Micro Monitorを導入。

2024年

2024年のデスク環境

そして、2024年現在。 見て通り、完全にApple信者になりました。

最も購入するか悩んだのがStudio Display。
価格はなんと219,800円、モニターにしては高すぎます。
「今後お金を生んでくれる…」と言い聞かせて、昨年に整備品をポチりました。

Windows環境も必要なので別な場所に構築。

2024年のデスク環境

あんなにド派手だった自作PCは今では白い塊になりました。
無難で気に入ってます。

学んだこと

2018年から何度もデスク環境やハードを入れ替えてきて学んだことは以下の通りです。

ディスプレイは3枚もいらない

多くて2枚で十分でした。
ただし、FHDのモニターの場合は例外です。
作業領域が狭いので3枚ないと正直きついです。

  • 職場の環境

    • モニター1(FHD)
      開発エディター・IDE

    • モニター2(FHD)
      開発用ブラウザ

    • モニター3(MacBook Pro)
      ネット検索やチャットの確認

  • 自宅の環境

    • モニター1(Studio Display 5K)
      開発エディター・IDE
      開発用ブラウザ
    • モニター2(MacBook Pro)
      ネット検索やチャットの確認

Studio Displayは脅威の5Kディスプレイを搭載。
ドットバイドットであればFHDモニター5台分の解像度を有しています。

もちろんドットバイドットだと目が疲れるので、設定でスケーリングしています。
ケーブル一本でカメラもスピーカーもディスプレイもすべて接続されるのはこの上ない幸せです。

解像度の高いモニターであれば2枚あれば良いというのが私の中での結論です。

ディスプレイはグレア液晶

今国内で販売されているほぼ全てのディスプレイがノングレア液晶、言い換えると反射しないように表面がザラザラした質感になっているディスプレイですね。

ノングレア液晶の最大の弱点が白っぽく見えてしまうことです。
私の目が単におかしいだけかもしれませんが、何度見ても違和感しかありません…。

グレア液晶のディスプレイを探し回って見つけたのがApple純正のディスプレイたち。
彼らはすべてグレア液晶です。

実際に使ってみて「やっぱりグレア液晶だな」と確信しました。
発色がよく、白っぽくもならない…。私が追い求めていた映像クオリティーがまさにこれ。
もうノングレアには戻れません。

反射するとよく言われますが、窓の反対向きに設置しているからか、 これまで一度も気になったことはありません。

MacとWindowsはデスクを分ける

昔からMacとWindowsの環境を一つのデスクで完結させることはできないかと考えていました。
結論としては「Windows環境でゲームをするのであれば不可能」です。

ゲームをする際はゲーミングデバイスがデスクを占領します。
モニターも144Hz以上のモニターがほしいところ。
キーボードはMacとWindowsで若干配列が違います。

私が試した結果として共存は不可能でした。
必ずどこかでイラッとくる場面に遭遇します。

最終的にデスクを2つに分けて使用するようになってからは場所を専有する以外のストレスはなくなりました。

賃貸であればスピーカーは最低限で良し

当たり前ですが、 集合住宅なので大きな音は出せません。
今はStudio Display内臓のスピーカーで耐えています。
正直音質は良いとは言えませんが…。
(低域もう少し頑張ってほしい)

スピーカーにお金をかけるのであればヘッドホンやイヤホンに回すのが懸命です。

デスクの横幅は120cm以上、奥行きは60cm以上

横幅は広ければ広いほど作業領域が広くなりますが、重要なのは奥行きです。
奥行きがないと目が疲れやすくなります。

可能な限りディスプレイから目までの距離は離すべきです。
現在は奥行き70cmの昇降デスクを使用していますが、個人的にはベストな距離感です。

キーボードはフラットタイプが良かった

これは人それぞれですね。
昔はREALFORCEの分厚いキーボードを使っていましたが、フットレストがないと手首が疲れてしまいました。
また、キーストロークが深いので文字を打っていて疲れてきます。
ゴミも溜まりやすく、定期的にキーキャップを外して掃除をしなければなりません。

HHKBも購入する寸前までいきましたが、出先では基本的にMacBookのキーボードを使うことになるので、 独特な配列を頑張って覚えてもすべてのデバイスで活かすのには無理があるなと感じました。
出先でも持ち歩けば良いだけですが、あの厚さはちょっと…。薄型化してくれないかな…。

これまで10台以上の様々なキーボードを使用してきて最終的にはMagic Keyboardに落ち着きました。
本体が薄いのでフットレストが不要、キーストロークは浅くて掃除の手間も少ない。
そして、普段持ち運ぶMacBookと同じ使用感。
もし壊れてもまたMagic Keyboardを買うと思います。

Windowsの環境ではゲームを頻繁にするのでメカニカルキーボードを使用しています。

フットスワップ対応なのでキーが壊れても交換可能。おすすめです。
長々と文字を入力することはないのでしばらくはこのキーボードを使用していく予定です。
掃除は…気が向いたときにします。

「魅せる自作PC」にこだわるとお金がいくらあっても足らない

見た目を追求すると10万程度は当たり前のように消費します。
本格水冷に手を出したら40万円とか普通です。

よほど余裕がない限りは手を出してはいけない領域です。

ディスプレイはDELLがオススメ

「無輝点3年保証/修理時には交換品を先にお届け」とサポートが手厚いです。
ドット抜けなどのリスクを回避したいのであればDELLのディスプレイを購入することをおすすめします。
(DELLの回し者ではありません)

最後に

以上となります。
今回はデスク環境を極めるというテーマで記事を書かせていただきました。

デスク環境は人それぞれですが、私の場合はこれまでの経験を踏まえて最適な環境を見つけることができました。

今後新たな発見があり次第、更新していきます。